レビュー

【レビュー】図解 統計学超入門 / 高橋 洋一

2023年5月5日

統計の知識に基づいてデータ分析をしたいという想いから、

一歩ずつですが、統計の勉強をしています。

勉強の1冊目として選んだのが、この本でした。

 
    • 図解 統計学超入門
    • あさ出版
    • 1,463円(2023年5月時点)

 

あらすじ

(前略)

「世の中の仕組み」「お金の流れ」「人々の行動」

すべては「統計学」で見えてくる!

 

本書は「統計学の入門書」を読んだけれど、

わからなかった人向けに書いた本である。

“統計学の初歩と初歩”という、誰も書いていない分野に挑戦してみた。

「これ以上は噛めない」というほど噛み砕いて、懇切丁寧に解説してある。

(後略)

(Amazonより転載)

 

 

レビュー

オススメ度: ★★☆☆☆

難解度:   ★★☆☆☆ (文系初心者でもわかる)

 

著者があらすじで言うとおり、

ド文系の人でもわかるよう、とても丁寧に教えてくれています

内容はわかりやすくてとても良いのですが、

数学に明るくない編集担当を下に見るような書き方は、正直好きではありません。

(話の進行上、しょうがないのかもしれないけど...)

 

 

お気に入りのことば

全数調査をしなくても、もっと少ないサンプルのデータだけで、

限りなく全数調査の結果に近い数値を、割り出すことができる。

これが統計学である。

 

[ 偏差 ] = [ データの数値 ] - [ 平均値 ]

[ 分散 ] = 「[ 偏差 ] × [ 相対度数 ]」の和

[ 標準偏差 ] = √[ 分散 ]

 

二項分布 (試行回数: n / 成功回数: k / 成功確率:p)

P(X=k) = nCk  p^k (1-p)^n-k

 

 

参考; 統計検定3級 網羅率

各参考書と統計検定との網羅率をまとめました。

いとう
「○」と「-」は、目次や本文を参考にして判断しました。

そのため、あくまで参考地としてご覧ください📝

出題範囲
(統計検定3級)
図解
統計学超入門
文系のための
統計学の教室
マンガでわかる
統計学入門
網羅率 33% 61%  39%
量的変数 - -
質的変数 - -
名義尺度 - -
順序尺度 - -
間隔尺度 - - -
比例尺度 - -
母集団
標本
全数調査 -
無作為抽出
標本の大きさ -
乱数表 - - -
国勢調査 - - -
実験研究 - - -
観察研究 - - -
処理群と対照群 - - -
棒グラフ -
折れ線グラフ - -
円グラフ - -
帯グラフ - -
積み上げ棒グラフ - - -
レーダーチャート - - -
バブルチャート - - -
ローソク足 - - -
モザイク図 - - -
散布図(相関図) -
複合グラフ - - -
度数分布表
度数
相対度数
累積度数 - -
累積相対度数 - -
階級
階級値
度数分布表からの統計量の求め方
クロス集計表 - -
時系列グラフ - -
指数(指標) - -
移動平均 - -
平均値
中央値
最頻値
最小値 - -
最大値 - -
範囲
四分位数 - -
四分位範囲 -
分散
標準偏差
偏差値
変動係数 -
共分散
相関係数
ヒストグラム
累積相対度数グラフ - -
幹葉図 - -
箱ひげ図 - -
はずれ値 -
相関
擬相関 -
因果関係 - -
最小二乗法 - -
回帰係数 -
予測 - -
独立な試行 - -
条件付き確率 -
二項分布 -
正規分布
二項分布の正規近似 -
標本平均・比率の標本分布
母平均・母比率の区間推定
母平均・母比率の仮説検定

 

 

おわりに

気になった方はぜひこちらから読んでくださると嬉しいです👇

 
    • 図解 統計学超入門
    • あさ出版
    • 1,463円(2023年5月時点)

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